ピノかわいいパッケージ50|どんな"かわいい"も全部かわいい!|ピノ 森永乳業
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ピノかわいいパッケージ50登場!

※中身はバニラとチョコの通常のピノです ※地域によって販売されるデザインの種類は異なります

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つよかわいい。ブサかわいい。ゆめかわいい。ピノは、最近増えてきたいろんなかわいいを独自に研究。50種類のパッケージを作りました。 かわいいは比べるものじゃないし、正解があるものでもない。だから、もっともっと世の中に多様なかわいいが増えるといいな。 かわいいアイス代表として、ピノはあなただけのかわいいを応援します。

No.1-No.10

平安時代、子犬や子どもなど、小さく幼いものへの愛しい気持ちを「うつくし」と表していたのが起源。後にそれをかわいいと呼ぶようになった。この小さいものにかわいいと感じる心理現象は、長い時間を経て今もなお、変わらず続いている。

歴史のある「ミニ(小さい)かわいい」に対し、大きなものへの「かわいい」は、近年登場した考え方だ。大きなものが持つ、ゆったりした雰囲気やおっとりとした性質は、人をなんとも心地よい気持ちにさせ、その精神的効用は「かわいい」の本質と言える。

平安時代末期~鎌倉初期にかけて描かれたと言われる『鳥獣戯画』に、「ケモかわいい」のルーツは存在する。鳥獣戯画は日本最古の漫画とも言われ、動物たちのまるで人のようなユニークな動きの数々に、人はかわいいを見出した。

パンクは反骨精神から生まれた。荒々しいほどのエネルギーをもつ音楽性やインパクトのあるファッションは、一見「かわいい」とは相反している。しかし、時を経て概念が定着し1つのカルチャーとして愛され続けた結果、強くかわいいものというイメージが受容されるようになった。

動物たちのあどけなく愛嬌のある表情に癒された人たちによって、いつしか「ブサかわいい」という新しいジャンルのかわいいが誕生した。動きや表情に関する「かわいい」は、進化系かわいいである。

80’s文化から発祥した「かわいい」。多種多様なファンシーグッズやキャラクター、明るく優しい色使い。日本の好景気を背景に発展した、どこかしらほんわかゆとりのある空気を帯びた80’s文化は、シティポップ文化とともに近年再び脚光を浴びている。

笑顔がもたらしてくれる「かわいい」。笑った顔は、老若男女相手を良い気持ちにさせる。それはケータイなどのデジタルコミュニケーションにも活用され、絵文字やスタンプという形で「スマイルかわいい」に私たちは日々元気をもらっている。

面白いものに出会うと、心が踊って楽しい気持ちになる。そんな感情が「オモ(面白)かわいい」と呼ばれるようになった。オモかわいいには、接している相手の気分を良くしようとする、無意識のホスピタリティが働いている。

キラキラと光り輝く「かわいい」。長く親しまれている王道かわいいで、アクセサリーやファンシーグッズ、また少女漫画の瞳の中など、様々なシーンで「キラキラかわいい」を見つけることができる。

人間の成長過程に対してつけられた「かわいい」。思春期特有の自分に対する期待や葛藤・衝動を、見下したり卑下したりするのではなく、あたたかく尊重する姿勢が「思春期かわいい」という言葉に込められている。

No.11-No.20

ルックスが良く、機能性にも優れている。そんなロゴへのかわいさ。最近では “フォント萌え”という事象が話題になるなど、文字のフォルムやバランスにかわいいを見出す動きが注目されている。『Pino』のロゴの、その曲線や丸みのある佇まいにも是非注目!

少し恥ずかしがり屋。思わず誰かの後ろに隠れてしまう。そんなちょっと頼りないシーンでついつい守ってあげたくなる気持ちもかわいいと呼ぶ。かわいいは、見た目に対する評価ではない。人の内面に触れて共感したときに、揺さぶられる感情でもある。

古い時代のモチーフやデザインの「かわいい」。最近のレトロブームは、その時代を体験していない10-20代の若者が、懐かしさと新鮮さが同居するノスタルジックな雰囲気に魅了されて起きたものである。

女性誌が火付け役となった「ゆめみたいにかわいい」の略。メルヘンだけど、どこか儚げで幻想的な世界が表現されている。甘くやさしい世界の中には、脅威や恐怖は存在しない。ユニコーンや天使の羽、パステルな色使いが目印。

セリフや吹き出しなど、漫画的記号に対する「かわいい」。コミック文化が定着化する中で、その中で使用されている技法やモチーフなどのパーツが単独で抜き出され、それぞれ「かわいい」と呼ばれるようになった。

おもちゃの持つ「かわいい」。実物は、かわいい?と感じるものも、おもちゃ化されてスケールや材質が代わりデフォルメされることで、一気に「かわいい」ものへと変化する。おもちゃは、対象物をかわいいものにするテクニックの集合知なのかもしれない。

ちょっとだけ背伸びして頑張ろうとする、そのひたむきな気持ちへの「かわいい」。内面や精神性をかわいいという感じる気持ちは、最近のかわいいの傾向である。その姿勢が、時に人を感動させる。

物事のシンプル化によって生まれた「かわいい」。世の中の複雑怪奇な事象が、整理され収斂されることで、驚くほど美しき形で整理される。その研ぎ澄まされたかわいいに惹きつけられると、心が整い、穏やかな気持ちになる。

人を緊張させない、ゆるませちゃうかわいいの代表「雑かわいい」。整理されたかわいさとは正反対のかわいい。ルールがなく遊び心のある様は、見ている人をホッとさせる、かわいいの力がある。

1960年代アメリカで流行したポップアートに起源を持つ「かわいい」。商品や広告・漫画などの大衆文化のシンボルをそのままアートに持ち込む芸術手法。そのキャッチーさに多くの人が魅了され、「かわいいもの」としてポスターや文房具などの身近なアイテムに多く取り込まれた。

No.21-No.30

見ている人をゆるませる力のある「たれかわいい」。“たれ”をテーマにしたキャラクターも登場するなど、見ている相手に警戒心や脅威を抱かせず、リラックスさせてくれる類のかわいいである。見ていると、こちらの目尻がたれるよう。

極彩色な色彩感覚や模様などに対して感じる「かわいい」。ヒッピー文化の中でサイケかわいいは、パステルでやさしい印象だったかわいいの領域を広げた。「かわいい」は、自由で奥行きのある概念だ。

フラットで和気あいあいとした人間関係につけられた「かわいい」。デザインや行為ではなく、関係値そのものをかわいいと呼ぶ、最新のかわいいである。また、上の人が下の人にかわいいと感じる縦の関係ではなく、横の関係で語られるのも、特筆すべき点。

若者カルチャーの源流である原宿の街で生まれた「かわいい」。社会の既存の枠組みから離れ、自分に正直に生きたい女の子たちのエネルギーが詰まった場所から生まれた文化は、いつしか海外からも注目され、Kawaiiという表現で世界中に発信されるようになった。

人は誰しも失敗したり間違いをおかしたりするもの。それでも頑張るマインドをけなさずに、かわいい!と感じようとするやさしい心構えを「ドジかわいい」と呼ぶ。ちなみに、このパッケージのカメは以前Pinoのパッケージに登場経験あり、コケた後、すぐに立ち直った模様。

誰かをもてなすという視点で生まれた「かわいい」。喫茶店やカフェは、オーナーがお客さんに居心地よく過ごしてもらうために、その愛情をぎゅっと空間に詰め込んでいる。カフェでいろんなかわいいを見つけることができるのは、相手を想うホスピタリティーの証だ。

日本、その中でも「和」という表現に集約される「かわいい」。日本では昔から、季節のうつろいや風景を、繊細で感受性豊かな形で表現し愛でる文化が、茶の湯を中心に存在していた。「ちいさきものはうつくしき」、そんな言葉がぴったりなかわいい世界である。

見たり触れたりした時に、気持ちが温かくなる。その感情そのものを「ほっこりかわいい」と呼ぶ。「ほっこりかわいい」には、気持ちを安定させたり安心させたりする、そんなやさしい力がある。

装飾文化の中にある「かわいい」。数多あるかわいいの中で、1人ひとりが参加することで生み出されるかわいい、なのが特徴的。個性や自分の色を出しやすく、若者カルチャーの1つとして親しまれている。スパンコールやラメ、グリッターなどの装飾が特徴的。

一見分かり合えなそうな「キモい」と「かわいい」。けれど、「かわいい」が持つ、誰も傷つけたくない、相手に近づきたい社会的マインドにより、キモいとされていたモノにも発揮され、結果奇跡の融合を遂げたのであった。

No.31-No.40

言わずもがな、犬はかわいい。ずっと昔から人間の相棒。従順で人なつこく甘え上手な姿に、たくさんの人が癒されてきた。犬派か猫派かは、永遠のテーマである。

言わずもがな、猫はかわいい。大きな目としなやかな体、ちょっと気まぐれでマイペースな姿に、たくさんの人が癒されてきた。犬派か猫派かは、永遠のテーマである。

人をリラックスさせて、和ませる。そんなかわいいの効用が詰まった「ゆるかわいい」。「ゆる」「かわいい」、それぞれ単体でも人を弛緩させる力があり、2つ合わさったその効果は抜群である。緊張感のある世界で生きる人にとって、ゆるかわいいものに触れる時間は、大きな癒しのひと時である。

ロリータファッションに関連する「かわいい」。お人形やお姫様を手本としたストリートファッションをまとう「ロリータかわいい」は、実は世の流行には流されず、自分の好きなものを着るというマインドの象徴。唯一の正解がないのはかわいいの大事な価値観だ。

90年代の渋谷を中心に発信された「かわいい」。お気に入りのショップバッグ片手に、派手なハイビスカスを着飾る女子高生の姿は、元気エネルギッシュなギャルかわいいの象徴だった。時を経て今もなお、その精神性は生き続けている。

かわいい文化の生みの親と称される内藤ルネに由来を持つ「かわいい」。デフォルメされた大きな目の美少女イラストや日本初のパンダキャラクターなど新しいかわいいを次々に提案。幼稚な印象として使われていた「かわいい」の表現を現代のイメージへと導き確立させた。まさに現代かわいいのルーツ。

ロボットの一生懸命でひたむきな姿を「ロボかわいい」と呼ぶ。無機質でぎこちない見た目や動き、自分の役割や目的に対してひたすらに向き合う姿は、触れ合う人の心をくすぐる。

魔法のキラキラしたパワーを指す「かわいい」。「もっと素敵な自分になりたい!」そんな子どもたちの変身願望を支えてくれるマジカルな世界は、かわいいのパワーに満ち溢れた前向き空間だ。

インターネット上で形成された情報世界の中で登場した「かわいい」。電脳少女や仮想空間など、現実世界と違うスピード感や没入感の中で触れるかわいいは、新感覚のかわいいである。

カラフルでちょっぴりムーディーなネオンサインのかわいさ。夜の街並みを照らすネオンは、その光や色の加減がかわいいと感じられた結果、かわいいを代表するモチーフの1つに。アーティストやアイドルのPVにも印象的に活用されている。

No.41-No.50

後ろを振り返らずまっすぐ前だけを見て生きようとする、若さそのものに名付けられた「かわいい」。ちょっとした小生意気さも青春かわいいのスパイス。年齢に関係なく、創造的に生きようとする人は皆、青春かわいいの持ち主。

見た目ではなく内面性に注目した「かわいい」。「デレ」とセットで使用されることが多く、強がった態度と内面の弱さ、その相反する心理に共感し、かわいいという気持ちが生まれる。共感性はかわいいの重要キーワードである。

見た目ではなく内面性に注目した「かわいい」。「ツン」とセットで使用されることが多く、強がった態度と内面の弱さ、その相反する心理に共感し、かわいいという気持ちが生まれる。共感性はかわいいの重要キーワードである。

純粋な心持ちや素直さと結びついた「かわいい」。好奇心いっぱいに動き回る姿や、初々しく真っ直ぐな反応に、触れている人まで心が洗われた気持ちになる。子どもと一緒にいる時に感じることが多い。

武士はもともとかわいいとは距離のある存在であったが、その魅力的な存在やストーリーがキャラ化され、親しみのある形で愛されるようになった結果、かわいいと感じる人もあらわれた。

古い年代の、少し風格のあるものに対して感じる「かわいい」。今の時代にはない格式のあるデザインや細部までのこだわりが好まれた結果、クラシカルなムードを持ちつつ、現代風にアップデートされたかわいいは今も様々な形で登場し、年代を問わず幅広く人気がある。

北欧諸国で生まれた「かわいい」。気持ちが明るくなるようなカラーリングや、あたたかみのある洗練されたファブリックやモチーフの数々は、日照時間が短く多くの時間を家の中で過ごす環境の中で生まれた、かわいい暮らしのライフハックに違いない。

暮らしに華やぎと安心感を与えてくれる花のかわいさ。自分で育てて愛でるもよし。お店で一輪買うも良し。大切な日に花をプレゼントするのは、そのかわいさが人をあたたかい気持ちにさせるからなのかもしれない。

着飾っておしゃれをしている時に感じる「かわいい」。メイクアイテムやアクセサリーなどプロダクト自体も大事な装置になっているが、何より大事なのは、おめかしする時間や空間がもたらす、心のときめきである。

ピクセルアートやモーショングラフィックス、グリッジなどの手法から生まれたデジタル表現上の「かわいい」。ゲームや絵文字などを通じて、暮らしの中で、日々触れることができるかわいいだ。

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まだまだかわいい研究中!

1000年以上前の日本人が気づいた「かわいい」という価値観。 大正から昭和にかけて、 女性たちを中心に広がりを見せたものの、 当時はサブカルチャー的扱いでした。 その後ポップカルチャーの代表格になる一方で、 「かわいい」ブームに乗り切れず、誰かが決めた 「かわいい」に縛られて苦しむ人も産みだしました。 そんな「かわいい」も長い時間を経て、 まさに今、ようやくみんなが愛せる 多様で自由なかわいいになってきているみたいです。 今回のかわいい50パッケージ、納得できるものもあれば、 「果たしてこれはかわいいのか?」と戸惑うものもあるはず。 自分にあった「かわいい」を探して、 その魅力について考えるもよし。 この中になかったら、自分で作ってみちゃったり、 誰かの「かわいい」の話を聞くもよしです。 「かわいい」は自由ですから。 進化し続ける「かわいい」を、 私たちはこれからも研究していきます。

かわいいの研究者 入戸野 宏
かわいいは長い時間を経て、 誰かに見られることを意識する「かわいい」から、自分で見つけて感じる「かわい い」へと原点回帰してきました。正解はありませんから、「かわいい」と感じる自分 の素直な心に注目してみてください。 「かわいい」を、ふざけているとか、子どもじみていると思う人もいるでしょう。そう かもしれません。 でも、「かわいい」を通じて、くすっと笑ってやさしい気持ちになり、ちょっとだけ楽 しくなれるのなら、 それだけでもう十分ではないでしょうか。 「かわいい」を恥ずかしがらないことも、 いろいろと複雑な時代に幸せを感じるための秘訣です。 大阪大学大学院人間科学研究科教授。1971年横浜市生まれ。専門は実験心理学・心理生理学。認知・感情・動機づけといった人間の心と行動の仕組みについて幅広く研究している。大阪大学人間科学部卒業、同大学院修了。博士(人間科学)。広島大学大学院総合科学研究科准教授を経て、2016年より現職。著書に、『「かわいい」のちから:実験で探るその心理』(化学同人、2019年)、『シリーズ人間科学3:感じる』(大阪大学出版会、2019年)など。