1970年代当時、日本で売られていたアイスクリームは、カップやコーンやバーくらいでした。
「新しいスタイルのアイスを提供したい」という想いから、
当時アイスクリームの技術が発達していた米国を視察。
そこで見つけた小粒サイズのアイスをヒントに、日本で開発をスタート。
目指したのは、子供から大人まで食べられるような一口サイズのアイス。
口を開けたときの形をヒントに円錐台の一口形状を設計。
また、チョコでアイスを完全にコーティングして、
アイスの形が融けて崩れるのを防ぎ、さらに手が汚れないようピックで食べるスタイルを発案。
独自の製造技術と設備を試行錯誤して1976年ついにピノが生まれました。
ネーミングは、小さくて可愛らしい形をイメージして、
イタリア語で「松ぼっくり」を意味する言葉をもじって
“Pino(ピノ)”と命名されているんです。
1976
ピノ誕生!
発売当時は、“フローズンデザートチョコボール”というフレーズで発売。当時は“PINO”と大文字表記の黄色ロゴで、オレンジ色を基調としたデザインでした。
1983
通常のピノより乳脂肪分が少ない種類別アイスミルクにし、あっさりと爽やかな味わい。
1986
「太陽」をイメージした赤と、「ミルク」をイメージした白を基調としたパッケージデザイン、赤いpinoロゴに変更。今ではピノカラー、ロゴとしてすっかり定着しています。これ以降、赤と白のピノカラーをベースに少しずつデザインをチェンジし続け、鮮度感を出すように工夫しています。また、この年にはイメージキャラクターに国生さゆりさんを起用しました。
1992
“もっとピノを食べたい”、“色々な味のピノを食べたい”というお客さまからのリクエストもあり、「バニラ」「アーモンド味」「チョコ」の3種類の味が楽しめるアソートパックを発売。今でも根強い人気を誇るアーモンド味はこの時に初登場しました。個包装なので、1人で好きな時に好きな味を楽しんだり、家族みんなで分け合いながらピノを楽しめるシーンが広がりました。
1996
20周年記念として6粒入りを通常の120円から謝恩価格100円で販売。
ピノ チョコアソートも、通常の24粒を28粒に増量して謝恩セールを実施しました。
2002
「ひとくちチョコアイス」の定番としてのポジションを確立したピノ。シングルパック、アソートパックともにパッケージデザインをポップで楽しいものにリニューアルしました。
2004
“6粒入りで色々な味を食べたい”というお客さまの声や、多様化するお客さまのニーズを満たし、より多くのお客さまにピノを楽しんでもらいたいという想いから、初の期間限定フレーバー品「ピノ いちご」を発売。以後、毎年多くの期間限定フレーバー品が登場し、その時しか味わえない限定ピノを楽しんでいただいております。
2005
イメージキャラクターに木村カエラさんを起用。活発で、ポップ。身近な友だちのように愛されるピノのイメージが広がり、翌年の発売30周年記念木村カエラさん限定パッケージの登場につながりました。
2006
ピノ誕生30年を記念し、当時のイメージキャラクター・木村カエラさんがパッケージをデザイン。
10万個を全国に無料配布したところ、わずか1日で配布が終了しました。
2007
過去発売した期間限定フレーバー品で人気の高かった「いちご」、「カフェラテ」と定番バニラを加えた期間限定のアソートパック「期間限定アソート」を初めて発売。定番のチョコアソートと共に、冬らしいデザインにすることで季節感を演出しました。
2008
“ケータイしながら”、“音楽を聴きながら”、“仕事しながら”など「ながらピノ、する?」というフレーズで、一口サイズのピノの新しい楽しみ方を提案しました。イメージキャラクターにPerfumeを起用しました。
2009
2010
この年、定番バニラのパッケージがリニューアルされました。背景の白い円は「世界を繋ぐ絆」を表し、ピノが踊っているような動きのあるデザインになっています。そしてこれが「エスキモー」ブランド最後のピノとなり、以後、森永乳業ブランドに統一されます。
2011
2012
2013
「朝ピノ」とは、朝にピノを食べること。ピノが提唱していく朝の新習慣です。朝(午前中)、手軽に一口、ピノを食べることで、人は本当に心も体もハッピーな一日を迎えられるのか?というテーマを、各界のインフルエンサーの皆さんを巻きこんで面白・真面目に発信していきました。
2014
この年、リニューアルした新しいパッケージでは、赤と白い円形のピノらしさを踏襲しながらも、バニラ玉にチョコがかかるシズルでおいしさを表現しています。
これが現在も続くバニラのパッケージデザインとなりました。
2015
「アイスをもっと可愛く、もっと自由に楽しもう」というコンセプトで、チョコでコーティングされていない「ピノアイス」を特製チョコレートソースや 出来立てのふわふわマシュマロクリームにつけてデコレーションし、ここでしか味わえない特別な“ピノフォンデュ”メニューが楽しめました。
2016
40周年記念パッケージには新キャラクター「ピノランドとピーノたち」が登場。40周年記念ムービー「Life with Pino」の公開や、2年目となるピノフォンデュカフェは東京と大阪で開催されるなど、盛り沢山な年になりました。
2017
3年目となったピノフォンデュカフェでは、お皿をキャンバスに見立てて自由にデコレーションできるキャンバスプレートや、”ピノケーキ”が作れるタルトなどのセットで、よりフォトジェニックで豪華なピノ作りが楽しめるイベントを、東京と大阪で開催しました。
2018
来場者を出迎える大きなピノのオブジェと、溢れる滝のようなチョコレートファウンテン。
ピノの美味しさ・楽しさを表現した空間です。Teamlabとのコラボによる「光の華が咲くピノ」のブースも大好評でした。
2019
人気YouTuberたちが集結!ピノを美味しく楽しく面白く、想像もできない新しいピノを描いた動画を発信してもらいました。
2020
50種類の“かわいい”パッケージで世界をもっと笑顔に!「ゆめかわいい」「ブサかわいい」「つよかわいい」など…。多様なパッケージを通じて一人ひとりが感じる“かわいい”を応援しました。
2021
おかげさまで、年間で召し上がっていただいている「ピノ」を横に並べると地球をほぼ1周するほどまでに成長する事ができました。これからも「ピノ」は、変わらないおいしさと笑顔をお届けしてまいります。
2022
「たのしさの増量・笑顔の連鎖」をテーマに、ピノがゲームになる「ピノゲー」キャンペーンを実施。第1弾「フタ裏ゲーム」、第2弾「ピノガチャ」といったパッケージで楽しめるアナログゲームをお届け。第3弾はオリジナルARゲームが遊べるパッケージ6種類を期間限定発売しました。